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Dec 11, 2005

プーシキン美術館展とブリティシュパブ

東京都美術館で開催されていた「プーシキン美術館展」に出かけた。19世紀末から20世紀初頭にかけて、シチューキン(ロシアの繊維・流通商)とモロゾフ(ナポレオンのロシア遠征の軍服生産で財をなした絹工場経営者)が蒐集したフランスの印象派作品を中心とした美術展だった。中でもマティス、40年ぶりの「金魚」が目玉だったようで、ポスター、メディア記事でも数多く取り上げられ、来場者もその周りに集中し、蘊蓄をたれていた。ルノワールの「黒い服の娘たち」、ドガの「写真スタジオでポーズする踊り子」、モネの「白い睡蓮」など気になる作品は確かにあった。しかし、ゴッホの「刑務所の中庭」は圧倒的だった。van_gogh_the_prison_courtyard 近くから見ても遠くから見ても、その作品の発するオーラのようなパワーに釘付けになった。展示会場のちょうど真中あたり、1階の最終コーナーにゴーギャンとともに展示されていたが、その後どの作品を見ても手前で振り返っているゴッホらしき人物の眼が頭から離れなかった。結局、最後まで見終わって、人のすいた閉館近い時間にその場に戻り、ゆっくりといろいろな角度から見直した。執拗に鑑賞していたら近くにいた警備員に少し不審な目で見られてしまった。

折角上野まで来たので、久しぶりにブリティッシュパブ「The Warrior Celt」に立ち寄った。矢張りまずはGuinness、1パイント。英国圏の飲食店でビールを注文するときはこのパイントという単位を使う。1/8ガロン=0.568リットル。国産缶ビールラージサイズが500ccなので、それより一口分多め。一度に飲めないと思ったら、ハーフパイントつまりその半分という選択肢も。イギリスのパブでは通常キャッシュオンデリバリー(代金引換渡し)が原則なので、この店もその方式。この「パイント」、日本国内では英国式が多いのだが、店によってはアメリカンパイントで出てくる場合もあるので注意。米国式では1パイント=0.473リットル。90ccほと゜少なめ。1パイント注文したのにグラスが小ぶりだと思ったら、米国式を採用したお店だということ。

平日午後5時~午後7時までは、Happy Hours で、通常1パイント900円のビールがすべて600円。Guinness 2pintsとBishops Fingerを1pint飲んだ。このAleビールは国内ではここでしか飲めないそうだ。さっぱりとして飲みやすいイギリスらしいビール。日本ではなかなかAleビールは流行らないが、イギリスではむしろこちらの方が主流。Bass Pale aleなどはデパ地下や大手の酒屋に行けば国内でも手にはいるので、機会があればビール好きには是非飲んで欲しい。瓶入りなのでパブの味とは一寸異なるのは仕方ないが。

ここで、気になる曲が流れていた。初めて聴いたのだが、何故か気になる。デビュー当時のジャクソン・ブラウンと、ゼム解散後若き日のヴァン・モリスンを思い出させた。数曲聴いた後、店員(おそらくアンディさん)に尋ねたら、「デービィ・グレイ」だという。新人か。

(to be continued....)

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