Yes Lead Singer #2 Trevor Horn 25th anniversary TV 放映
YesのLead Singerといえば、忘れてならない人物がもう一人いる。今や世界的大プロデューサーとなった、Trevor Horn(本名 Trevor Charles Horn 1949年7月15日 Durham City生 56歳)だ。

まず、Trevor HornがYesに関わる経緯から。
Yes 11枚目のアルバム「TORMATO」(イングランド南部ダートマー国立公園にある約2000フィートの岩山"YES TOR"と野菜のTOMATOを掛け合わせたタイトル。スティックを持った紳士、メンバーの背後にある岩山が"YES TOR"。その上に叩き付けられたトマトのジャケット。前作「Going for the one(究極)」同様、Hipgnosisがデザインを担当)は78年9月に発表された。全英8位、全米10位。アメリカではプラチナディスクを獲得し、83年「90125(ロンリーハート)」が発売されるまでのYesにとっては、過去最高の売り上げで(全米で100万枚以上)、バンドは順風満帆かと思えた。しかし、当時のミュージックシーンはBeeGeesの「Saturday Night Fever」に代表されるディスコミュージックとパンク、ニューウェイブ、テクノが全盛。全米ツアーは大盛況だったにもかかわらず、ヨーロッパ公演はほとんど行われなかった。「TORMATO」にはプロデューサーがおらず、当時無名のエンジニアを起用したので、メンバーは作品の完成度に満足していなかった。そこで、この失敗を避けるためQueenで大成功したプロデューサーRoy Thomas Bakerを迎えてパリに移り、79年12枚目のレコーディングセッションを開始。Jon AndersonはRick Wakemanと共同で作品を書き溜め、Chris SquireとAlan Whiteはパンクロックに傾倒。スタジオの食事も不味く、数曲ベーシックトラックを取り終えたが、メンバーの関係は悪化。そんな折、クリスマス直前の12月、ドラムのAlan Whiteがローラースケートで転倒し、足首を骨折。(Yesのメンバーはアルバム制作中、よく足の怪我に見舞われる。「The Yes Album(3rd)」のジャケット中央で一人椅子に座り、足首に包帯を巻いているキーボードのTony Kaye。彼も70年11月23日、移動中のワゴン車の交通事故で足を大怪我。)それが口実となり、レコーディングは延期が決定される。80年ロンドンに戻ってTown House Studioでレコーディングは再開されるが、Jonの作品はほとんど没。(※Jonの2ndAlbum「Song of Seven(七つの詩)(80年)」の"Everybody Loves You"、"Some are born"、Rick Wakemanの「Rock'n Roll Prophet(79年レコーデング」)らは79年パリセッションの没曲をアレンジして使用したもの。その他、2004年に再発されたRhino盤「Drama」のBonus Track、"Dancing Through Light"、"Golden Age"、"In the Tower"、"Friend of Friend"、2002年発売の5枚組Box Set「In A Word」収録の"Tango"、"Never done before"等は当時の没曲)JonはRickに「パンクロックなんてやりたくない。」と打ち明け、二人はレコーディングに参加しなくなった。

困ったChrisは、Brian Lane (Yes、Vangelis、Bugglesのマネージャー、後のAsia,GTRの仕掛人)に相談したところ、(当時「Video killed a Radio Star (ラジオスターの悲劇)」で全英No.1を獲得していた)Bugglesの2人(Trevor HornとGeoffrey Downes -※近日来日予定!!)はYesの大ファンだったので、手伝ってもらうことになった。彼らは大変乗り気でレコーディングに参加したが、JonとRickがいつまで経ってもスタジオに現れない
ことを不思議に思っていた。ゲスト参加したBugglesは、もともと自らの2ndアルバムのために用意していた曲を提供 (Into the Lens=I am a Camera)し、正式にYesのメンバーに迎えられた。プロデューサーのRoy Thomas Bakerは途中で降板。結局Yes名義のプロデュースとなる。エンジニアは前半Eddie Offord (※EL&P「Tarkus」の7曲目"Are you ready Eddy?"は当時EL&Pのエンジニアだった彼を皮肉った曲。)、途中からHugh Padghumに交代。12th Album"Drama"は8月18日に発売。全米18位、全英2位。8月29日、カナダのトロントから始まった北米ツアーは、毎回1万人以上の会場がソールドアウトで(当時アルバム未収録の"Have We Really Got To Go Through This"や,"We can fly from here"(Buggles12inchSgのB面)も演奏)大好評。しかし、11月から始まったヨーロッパツアーは会場の規模は2~3千人クラス。Trevorの声はJon Andersonにそっくりだったのだが、その容姿(牛乳瓶の底のような眼鏡)と、柔らかな物腰が観客やメディアに大不評。どの会場も野次とブーイングの嵐。ステージ恐怖症になってしまい、以降二度と舞台に上らなくなってしまった。Yesはこのツアーが原因でまたも解散。Bugglesの二人はスタジオに戻り、2ndアルバムの制作に戻るが、GeoffはBrian Laneに誘われAsiaを結成し、途中で脱退。Trevorはこれ以降一人でスタジオに籠もり、アルバムを完成。塞翁が馬。大プロデューサーへの道を着々と歩み始める。
プロデューサー活動25周年を迎え、トラウマから抜け出し、ミュージシャンTrevor Hornがとうとうステージに戻ってきた。2004年11月11日、ロンドン近郊のWembley Arena(当日7000人弱収容)で行われた恒例のPrince's Trust。今回は題して"Produced by Trevor Horn "。チャールズ皇太子、カメラ夫人、ブレア首相夫妻もしっかりご来場。Trevorの柔らかい物腰で司会進行。1曲目はBuggles "Video killed a Radio Star"からスタート。あの悪夢から24年。
Trevor がBassを弾きながら人前で歌った。バックには勿論Geoffly Downes。そして、当時謎の人物だった、Blues Woolyも登場。コーダ部、レコーディング時はProphet5やSolinaあたりで出していたと思われるが、今回は生ストリングス。やはり生にはかなわない。続いて、"Living in the plastic age"。Bugglesはこの2曲で終了。そして、次々門下 のアーティストが登場の後、第1部最後は、Yes!!!。メンバーはChris Squire、Steve Howe、Alan White、Geofflly Downes、Trevor Rabin。90125より"Cinema"と "Owner of a Lonely Heart" やはりDramaからは選曲なし。 VocalはTrevor Rabin。流石にTrvor Horn、Yesを歌うことには抵抗があったようだ。第1部終了後、30分の休憩。第2部には、あのロシアのtATuも口パクで登場。トリはFrankie Goes To Hollywood。但し、VocalはHolly Johnsonではなく、この日のためにオーディションで選抜された、
Ryan Molloyという28歳のアメリカ人。評判は意外に良かったようだ。
この日の登場者は以下の通り。
第1部 1)Buggles 2)Dollar 3)Grace Jones 4)Belle & Sebastian 5)ABC 6)Art Of Noise 7)PROPAGANDA 8)YES
第2部 1)Pet Shop Boys 2)Lisa Stansfield 3)tATu 4)SEAL 5) Frankie Goes To Hollywood
バックバンドはTrevor Horn (bass)、Geoffly Downes (key)、Steve Howe(guitar,2-5)AnneDudley (key)、Alan White (drums,1-6と2-4)、Paul Robinson(drums)、Lol Creme (ac guitar)、Phil Palmer (ac guitar, bk vocal)、Steve Lipson (el. guitar)、Bruce Woolley (bk vocal)、 Tessa Niles (bk vocal)、 Luis
Jardim (perc)他...。とオーケストラ。
この日の様子は、DVDで発売予定だったが、契約問題でこじれているのか延期が続いている。今のところ3月21日発売予定(但しアメリカ盤のためRegion1、普通の国内DVD機では再生不可)。国内盤未定。記念CDは発売中。但しこの日のLive盤ではない。
しかし!!!。以前Mike Oldfieldも放映していた、Music Air NetworkでDVD発売前に、国内でも放映決定。2月24日(金)21:00~23:30。CATVデジタルか、Sky Perfect TVで試聴可能。洋楽ファン必見!!!!

このイベントで気をよくしたメンバーは、この日演奏しなかったDramaの曲で、"The More Drama Tour"を計画し、8月2日シアトルから公演開始予定だった。しかし前日8月1日にドタキャンを発表。メンバーはSteve Howe,Chris Squire,Alan White,Geoffly Downes。ChrisがYes加入前に在籍していたバンド、Synを伴う予定だった。今後の予定は未定とのことだが、再現するなら、是非来日してもらいたい。Yesのファンには、
Relayer、Dramaと90125以降を無視する輩が多いが、僕にとってはどれも愛聴盤だ。強いて上げれば、Union以降は?かもしれない。
ところで"The More Drama Tour"のVocalは誰だったのか?
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ヤバイ。
昨日渋谷で飲んでたときに店でかかってた曲
Buggles 「Video Killed The Radio Star」
が、ものすごい勢いで昨夜から俺の頭の中でのヘヴィーローテを止めてくれない。
昔から耳にしてた曲なのに(一昨年ぐらいにやってドラマ「東京ラブシネマ」でも挿入歌に使われてた記憶あり)実はアーティスト名知らなかったんですよ。昨日改めて知ったわけですが。
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Comments
YouTubeでたまたまライブ映像を見て、猛烈にオリジナルの音源と映像が欲しくなり、探しまくってました。
アメリカの中古ビデオディーラーにもメールしましたよ。
でもDVD版はリリースされていなかったんですね。
あああ、全部見たい。見たい。見たい。
Posted by: | Sep 05, 2006 at 09:25 AM
初めまして、トラックバックどうもです。
トレヴァーラビンはまだ現役だったんですね!よかったよかった。
貴重な情報ありがとうございます。
Posted by: ヘビーユーザー | Feb 01, 2006 at 12:16 AM
トラバサンクス。
「聴くまで死ぬな~」の9215でっす。
正直、YESは聴いたことないんですよね。プログレという印象が強く、そして、プログレがちょっと苦手な僕。でも、結構ポップだったりするみたいなので、手を出してみようかなぁ……なんて思ったりする今日この頃。
ではでは。
Posted by: 9215 | Jan 31, 2006 at 10:26 PM
トラックバックありがとうございます。
トレヴァーホーンのトリビュートライブの放映情報知らなかったので嬉しいです。エアチェックしなきゃ。
ありがとうございました。
Posted by: tn34tn | Jan 31, 2006 at 07:06 AM
TBして頂いてありがとうございます。
「ドラマ」は「こわれもの」と同じくらい好きですよ。
では、また来ます。
Posted by: タカタカ | Jan 31, 2006 at 01:46 AM
はいめまして。TB有難うございます。
すばらしいブログですねぇ。
YESはやっぱり危機がすきです。
ブログ初心者ですけど、またお気軽にお越しください。
Posted by: ふぁいや~・ば~ど | Jan 31, 2006 at 01:36 AM
トラバありがとうございます。こちらも大変面白い情報がいっぱいあるのでまたお邪魔させて下さい♪
Posted by: フレ | Jan 30, 2006 at 10:15 PM
えんすきです
J・アンダーソンソロへのTBありがとうございます。
私も先日ソロで来日するらしいと聞きまして、メンバーが誰になるか興味がありました。
どうやらとてもシンプルな構成になるようですね。 びっくりしました。
それ以上にビックリしたのがこのT・ホーンの復活コンサートですよ。
ゲストが豪華ですね。 見たくなりました
パーフェクTV入ろうかなと真剣に考えてしまいます。 う~ん悩みます・・・
Posted by: えんすき | Jan 30, 2006 at 08:31 PM